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調査研究方法検討会 かわら版 第2号 2003年1月6日付け

去る12月14日(土),15日(日)大阪国際会議場(大阪)にて第25回 調査研究方法検討会が開催されました。場所の設定などは絹巻 宏理事のお世話になりました。ありがとうございました. 今回,年末となりお忙しい中にもかかわらず,多くのご参加・ご発表がありました.

今回のトピックス

    ○臍ヘルニアの保存的療法
    西垣正憲(にしがき小児クリニック、堺市):臍ヘルニアの治療方法については、いまだ見解が異なっております。今回西垣先生は、何もしない方法と圧迫などによる保存的治療方法など行った場合のヘルニアの経過について比較する試みです。ヘルニアの大きさや経過の判定などの基準などについて検討が行われました。
    ○子供の茶髪の安全性の検討
    佐藤 克子(佐藤こどもクリニック、北九州市):ヘアーカラーリング剤の中で発ガン性や再生不良性貧血の関係が指摘されています。こども達の茶髪も時々みられ、小児期から長期にカラーリングを使用することが危惧されています。佐藤先生は、カラーリング剤による副作用の違いと、小児での使用の実態調査という重要な試みです。
    ○子どものいる家庭におけるインターネット上の医学情報の利用実態調査(平成15年)
    西藤 成雄(西藤こどもクリニック、滋賀県守山市):外来患者におけるインターネットでの医療情報の利用状況の調査が平成12年に行われ今回2回目の調査計画です.調査方法を前回の記述のアンケート方式からオンラインで集計できるように検討中です.自由解答方式の記述の問題もあり、一部でのオンライン化も検討中です。
    ○小児のB型肝炎・キャリアの撲滅運動ー特に父子感染予防に向けたアプローチー
    藤澤 卓爾(藤沢こどもクリニック、高松市),中嶋 英輔先生(久留米大学小児科):HBV母子感染予防処置の実施状況の把握と,新にHBV父子感染の実態調査の試みです.また,HBVキャリアの管理状況把握も含めた調査について検討しました.香川県ではHBV母子感染予防管理票が作成され,積極的な取り組みが行なわれています.
    ○医療機関(小児科)における電子カルテ実態調査
    岡本 茂(京都大学):小児科における電子カルテの利用状況や,電子カルテの導入にあたっての問題点や障害について調査を行なうための検討がなされました.
    ○予防接種における乳幼児の啼泣
    山入 高志(山入こどもクリニック、和歌山県石出町):2002年8月2日から12月10日の期間に700名の調査をされ,啼泣の程度を4段階に分類され,年齢やワクチンの種類について比較されました.三種混合ワクチンでの啼泣率は70%以上,年齢では1歳が35%と最高値でした.年齢分布とワクチンの種類について統一出来ない問題点もありますが,啼泣に影響する因子の分析や啼泣を減らすため検討中です.
    ○乳児のインフルエンザワクチンの効果について
    岡藤 輝夫(岡藤小児科、姫路市):1歳以下のインフルエンザワクチン接種による効果・抗体獲得は,あまり高くない.その効果判定にはワクチン有効率や抗体上昇率の検討が必要であるが,ワクチン接種量や2回接種の間隔の問題もある.規定量以上の接種を行なう場合の研究形態としては,厚生労働省を含め限定した施設で行なう必要性や,インフォームドコンセントの問題も含めて検討されました.
    ○インフルエンザ診断について:クライテリアによるランクづけ方法,附:迅速診断の意義づけ
    鈴木 英太郎(鈴木小児科、山口県宇部市):インフルエンザの診断について,現在迅速診断法や白血球数,家族の罹患,周囲の状況,二相性発熱などを含めてクライテリアの検討がなされました.迅速診断の精度の問題もあり,難しい問題です.診断を基礎に,過去の罹患歴と再感染頻度についての調査も検討中です.
    ○インフルエンザワクチンの局所反応のアンケート調査
    鈴木 英太郎(鈴木小児科、山口県宇部市):インフルエンザワクチン接種後の副反応として,局所反応の程度やメーカーによる違いにつて調べるため,アンケート調査について検討しました.期間は2002年12月からワクチン接種終了時日までとし,発熱経過,接種部位の局所の発赤の有無・程度の調査です.
    ○溶連菌迅速検査陽性率の施設間比較について(平成14年度)
    清水 建(しみず小児科、奈良県天理市):昨年に引き続き,溶連菌迅速検査の実態調査と施設間でのデータの違いを分析されています.現在19施設が参加され,溶連菌迅速検査の陽性率は29.8%〜91.6%と施設間によるばらつきがあり,また,再発率も0%〜26.5%認められています.今後,溶連菌の型の違いや罹患の季節性,罹患者の地域的(クラスや学校レベルも含め)流行の分析も気になるところです.
本検討会は日本外来小児科学会リサーチ委員会に属しています。本検討会についてご相談がありましたら何なりと下記までメールでお問い合わせください。
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